ひじきおにぎり&梅ひじきおにぎりの作り方|香ばしさと酸味で飽きない2種の味わい

梅ひじきおにぎり 基本・定番おにぎり

ひじきを使ったおにぎりは、優しい海の香りとごま油の風味が魅力。そこに梅を合わせると、さっぱりとした酸味が加わり、全く違った味わいになります。
この記事では、香ばしい「基本のひじきおにぎり」と、さっぱり酸味の「梅ひじきおにぎり」の2種類を紹介します。どちらも冷めてもおいしく、お弁当や朝ごはんにぴったり。ひじきの戻し方から混ぜ方のコツまで、失敗しないポイントを詳しく解説します。

基本のひじきおにぎり|食物繊維たっぷりで優しい味わい

基本のひじきおにぎり

基本のひじきおにぎりの作り方を紹介します。ごま油の香りとひじきの優しい旨みがご飯にしっとりなじみ、冷めてもおいしい和風おにぎりです。

調理時間 分量(2個分) 目安コスト 1個あたりカロリー
約8分 2個 約80円 約180kcal(目安)

材料(2個分)

  • ご飯(温かいもの)…200g
  • 乾燥ひじき…小さじ1(約2g)
  • にんじん…20g(細切り)
  • しょうゆ…小さじ1
  • みりん…小さじ1
  • ごま油…小さじ1/2
  • 白ごま…小さじ1(仕上げ用・お好みで)
  • 塩…少々

※乾燥ひじきは水戻ししてから使用します。

作り方

  1. ひじきを戻す
    乾燥ひじきを水に5〜10分ほど浸し、やわらかくなったら水気をしっかり切ります。
  2. 具材を炒める
    フライパンにごま油を熱し、にんじんとひじきを中火で炒める。しょうゆとみりんを加えて軽く煮絡め、水分が飛ぶまで炒めて火を止めます。
  3. ご飯と混ぜる
    温かいご飯に炒めた具材を加え、全体が均一になるように切るように混ぜます。塩で味を整えましょう。
  4. 握る
    手を水で濡らして軽く塩をつけ、三角形にふんわり握ります。白ごまを表面にまぶすと香ばしさがアップします。

コツ・ポイント

  • ひじきの水気をしっかり切ることでご飯がべちゃっとしません。
  • 残ったひじき煮を使うと時短になります。
  • 冷めてもおいしいため、お弁当や常備菜のアレンジにも◎

栄養バランスと組み合わせのポイント

ひじきは食物繊維・鉄分・カルシウムが豊富で、貧血予防にも役立ちます。
ご飯の炭水化物でエネルギー補給、にんじんのβカロテンが彩りと栄養をプラス。
朝食やお弁当、ヘルシーな軽食にも向いています。

おいしさの理由

ごま油の香ばしさと、しょうゆのほのかな甘辛さがひじきの旨みを引き立てます。
冷めても味がぼやけにくく、しっとりとした食感と香ばしい香りが後を引くおいしさです。

よくある質問(FAQ)

Q1. ひじきおにぎりは冷凍できますか?
A. 冷凍可能です。粗熱を取ってからラップで包み、1個ずつ冷凍保存してください。電子レンジで温めてお召し上がりください。

Q2. 具材が多くて崩れやすい時は?
A. ご飯をやや多めにして、具材を中央に寄せて握ると崩れにくくなります。

梅ひじきおにぎりのさっぱり風味レシピ|酸味と香りが広がる和の一口

梅ひじきおにぎり

梅ひじきおにぎりの作り方をご紹介します。梅の酸味とひじきの香ばしい風味がご飯に優しく広がる、食欲そそる和風おにぎり。お弁当や軽食にもぴったり!

調理時間 分量(2個分) 目安コスト 1個あたりカロリー
約7分 2個 約90円 約170kcal(目安)

材料(2個分)

  • ご飯(温かいもの)…200g
  • 乾燥ひじき…小さじ1(約2g)
  • 梅干し…1個(種を除く)
  • 白ごま…小さじ1
  • しそ(大葉)…1枚(千切り)
  • しょうゆ…小さじ1/2(香りづけ)
  • 塩…ごく少々

※乾燥ひじきは水戻ししてから使用します。

作り方

  1. ひじきを戻す
    乾燥ひじきを水に5〜10分ほど浸し、やわらかくなったら水気をよく切ります。
  2. 梅をほぐす
    梅干しの種を除き、果肉を包丁で軽く叩いてペースト状にします。
  3. ご飯に具を混ぜる
    温かいご飯に、ひじき・梅肉・白ごま・しょうゆ・千切りのしそを加え、切るようにやさしく混ぜ合わせます。
  4. 握る
    手に水をつけ、軽く塩をまぶし、三角形にふんわりと握ります。表面に白ごまを少量ふると見た目も香ばしく仕上がります。

コツ・ポイント

  • 梅の酸味が強い場合は、少量のかつお節を混ぜるとまろやかになります。
  • ひじきは水気をきちんと切ってから混ぜると、べたつきません。
  • 冷めても味がしっかりしているため、お弁当にもおすすめです。

栄養バランスと組み合わせのポイント

梅はクエン酸を含み、疲労回復をサポート。
ひじきは鉄分とカルシウム、ご飯は炭水化物でエネルギー源となります。
酸味があるため、油を使ったおかずや揚げ物とも好相性です。

おいしさの理由

梅の酸味がひじきの海の香りを引き立て、しその爽やかな風味が後味を軽くします。
口に広がる酸味と旨みのコントラストが心地よく、冷めてもおいしいさっぱり系おにぎりです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 梅ひじきおにぎりは前日に作っても大丈夫?
A. 冷蔵保存で1日程度は可能です。ラップで包み、食べる前に常温に戻すと美味しさが復活します。

Q2. 梅干し以外で代用できますか?
A. ゆかり(赤しそふりかけ)や梅肉チューブでも代用可能です。酸味の強さで量を調整してください。

ザルを使わないひじきの戻し方(穴あきおたま使用)

ひじきを戻す際、ザルを使用するとザルの細かい隙間にひじきが挟まってしまってストレスを感じることはありませんか?

この方法の良いところは、ザルいらず・洗い物が少ない・水切れが早いの三拍子。
ひじきのような細かい食材には本当にちょうどよく、ちょっとした出汁取りや湯通し野菜にも応用できます。

  1. ボウルにひじきを入れてお湯を注ぐ
    乾燥ひじきを耐熱ボウルに入れ、熱湯をひたひたに注ぎます。
    5〜10分放置すると、ひじきがふっくら戻ります。
  2. 穴あきおたまで救出する
    戻ったひじきを穴あきおたまでそっとすくい上げます。
    小さなひじきが逃げにくく、水気も自然に切れるので非常に効率的です。
  3. 軽くすすぐ
    ひじきをおたまのまま水を張ったボウルに入れ、くるくる回すように軽く洗う
    再びおたまで引き上げれば、砂や塩気も取れます。
  4. ペーパーで水気を取る
    キッチンペーパーで軽く押さえて仕上げます。

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